古いハードディスクを処分するときは、何ごみに出すかだけでなく、写真や書類が残っていないかも気になりますよね。外付けのものと、パソコンに内蔵されたものでは、処分方法も異なります。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。ぼくなら、必要なデータを残してから消去し、最後に機器を処分します。
鎌倉市では、外付けHDDは燃えないごみですが、パソコン本体は市で収集できません。この記事では、市の分別と回収方法、廃棄前のデータ消去について紹介します。
外付けハードディスクは燃えないごみ
鎌倉市の品目別分別表では、外付けハードディスク(HDD)は燃えないごみです。50cm未満のものは市の指定収集袋に入れ、口を縛って集積所へ出します。収集日は、地区のカレンダーにある月1回の燃えないごみの日です。
- 50cm未満の外付けHDD
-
指定収集袋に入れ、燃えないごみとして出します。
- 50cm以上の周辺機器
-
粗大ごみとして、事前に収集を予約します。
市の分別表に書かれているのは、機器の出し方です。ごみの分別とデータ消去は別に準備すると覚えておくと、消去前に袋へ入れてしまうことを防げます。
内蔵HDDは本体ごとの回収も選べる
内蔵HDDは、パソコンの中に取り付けられた記録装置です。パソコンごと処分する場合は、メーカー等の回収を利用できます。HDDを取り外す必要があるかは回収先の案内に従い、分別のためだけに分解しないようにします。
市の分別表に明記されているのは「外付用」です。すでに取り外した内蔵HDD単体は、単体を受け付ける回収サービスを利用するか、市へ分別を確認します。
必要な写真や書類は消去前に移す
読み取れるHDDは、残したい写真や書類を別の保存先へコピーします。コピー後は、保存先でファイルを開けるかも確かめます。古いバックアップ用のHDDにも、今のパソコンにはないデータが入っている場合があります。
家族の写真を保存していたものなら、消す前に家族にも聞いておきます。ぼくなら、自分が使わなくなったHDDでも、家族が残したい写真はないか確かめてから消去に進みます。

コピーした写真が開けるかまで見ておきたいですね
削除やフォーマットだけでは不十分
ファイルを削除したり、フォーマットしたりしても、復元ソフトで読み取れる場合があります。機器メーカーも、廃棄・譲渡時の注意として案内しています。ごみ箱を空にするだけでは、データ消去として不十分です。
動作するHDDは、メーカーの廃棄時の案内や、対応するデータ消去ソフトに従います。消去対象の型番や容量を照合し、処理後は完了結果やエラーの有無を確認します。
消去サービスは作業内容と料金で選ぶ
自分で消去できない場合は、データ消去サービスを利用する方法もあります。機器の回収とデータ消去は別のサービスの場合があるため、申込内容を読みます。無料回収でも、消去や証明書の発行には料金がかかることがあります。
- HDD単体や故障品を受け付けるか
- 消去方法と、作業できない場合の対応
- 消去・回収・送料を含めた総額
- 作業報告書や証明書の内容
預けてから処理するまでの保管方法や、作業を別の会社へ委託するかも確認します。証明書を希望する場合は、対象のHDDを識別できる情報が記載されるかまで読んでおきます。
壊れたHDDにもデータは残り得る
パソコンで認識しないHDDでも、データが消えたとは限りません。接続部分などの故障で読み取れない場合もあります。消去ソフトが使えなければ、故障品に対応する消去サービスへ、認識しないなどの状態を伝えます。
家庭で叩いたり穴を開けたりする方法はすすめません。けがのおそれがあり、一部を壊してもデータが残る可能性があります。外装が破損しているものは、鋭い部分に触れないよう保管します。
パソコン本体はメーカーや宅配回収へ
デスクトップやノートパソコン、ディスプレイは、市の通常収集や粗大ごみに出せません。鎌倉市は、メーカー等による回収と、市が協定を結ぶリネットジャパンリサイクルの宅配回収を案内しています。
宅配回収は、パソコン本体を含む場合に1箱分の回収料金が無料となる案内があります。箱の条件や最新料金は申込時に確認します。
処分先が決まったら順番に準備する
市の公式情報では、HDDを投入できる小型家電回収ボックスの設置案内は確認できませんでした。店頭のボックスを使う場合も、HDDが対象かを施設の案内で確認します。投入前に、データへの対応を済ませます。
別の保存先へコピーし、ファイルを開けるか確かめます。
機器に対応する方法で処理し、作業結果を確認します。
外付けHDDは市の収集、本体付きはメーカー等の回収を利用できます。
市の品目別分別表の「は行」とパソコン機器の処分方法で、出し方を確認できます。内蔵HDD単体など、記載のない品目の相談先は、ごみ対策課の0467-61-3396です。
さいごに
鎌倉市では、外付けHDDは燃えないごみ、パソコン本体はメーカー等の回収へ出します。どちらも、必要なデータを別の保存先へ移し、消去を済ませてから手放します。
壊れて読み取れないHDDや、自分で消去できないものは、故障品にも対応するデータ消去サービスを利用できます。回収と消去が別料金の場合もあるため、申し込む前に作業内容と総額を確かめましょう。
ぼくなら、まず残したい写真や書類をコピーし、保存先で開けるかを確かめます。大切なデータを手元に残せれば、古いHDDも処分しやすくなりますよね。時間の取れる日に、バックアップから始めてみてくださいね。












