「身元証明書を出してください」と言われても、役所で取る書類なのか、免許証などを見せるのか分かりにくいですよね。実際、「身元証明書」という言葉だけでは書類を特定できません。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。こういう似た名前の書類は、ぼくも手続き先へ行く前に正式名称を確かめるようにしています。
鎌倉市の「身分証明書」がどんな書類なのか、本籍との関係、窓口や郵送での取り方まで順に説明します。
身元証明書だけでは書類を特定できない
提出先から「身元証明書」とだけ言われた場合、それが鎌倉市の「身分証明書」を指しているとは限りません。本人確認書類の意味で使われることも考えられます。
提出先が求める正式な書類名を先に確かめるのが一番確実です。「身分証明書」と指定されていれば、次に本籍地を見ます。

「身元」と「身分」で意味が違うんですね
身分証明書はどんな書類か
鎌倉市には、正式に「身分証明書」という証明書があります。後見の登記や破産手続開始決定などの通知を市が受けていないことを証明する書類です。
名前から本人確認に使う書類を想像しやすいのですが、市も「氏名等を証明する本人確認書類ではない」と案内しています。
- 身分証明書
-
後見や破産などに関する通知の有無を証明する書類です。
- 本人確認書類
-
免許証やマイナンバーカードなど、本人確認に使う書類です。
身分証明書は本籍地の自治体で取る
鎌倉市で身分証明書を取れるのは、本籍が鎌倉市にある人です。今住んでいる住所が鎌倉市かどうかでは決まりません。
身分証明書は住所地ではなく本籍地で発行されます。本籍が市外なら、その市区町村へ請求することになります。
戸籍謄本には広域交付がありますが、身分証明書は対象外です。本籍が鎌倉市外なら、鎌倉市役所では取得できません。
身分証明書を請求する方法
本籍が鎌倉市なら、市役所市民課、腰越・深沢・大船・玉縄の各支所、市民サービスコーナーで請求できます。手数料は1通300円です。
本人が請求する場合は、申請書のほかに本人確認書類を用意します。申請では本籍地、戸籍の筆頭者氏名、生年月日なども必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得できる人 | 本籍が鎌倉市にある人 |
| 手数料 | 1通300円 |
| 窓口 | 市民課・各支所・市民サービスコーナー |
| 申請時に必要な情報 | 本籍地・筆頭者氏名・氏名・生年月日など |
- 本籍地
- 戸籍の筆頭者氏名
- 本人確認書類
本人以外の請求では委任状が必要
身分証明書を請求できるのは、本人または未成年者に対する親権者です。それ以外の人が請求する場合は、本人自筆の承諾書である委任状が必要です。
家族だからそのまま取れるとは限らないところは注意したい部分です。ぼくなら代理で行く場合だけは、委任状の有無を先に見ます。
身分証明書は郵送でも請求できる
本籍が鎌倉市にある場合は、窓口へ行かず郵送で身分証明書を請求することもできます。市の証明書発行案内でも郵送対象に含まれています。
窓口まで行きにくい場合はこちらを選べます。郵送では申請書や本人確認書類の写し、手数料(郵便局の定額小為替を用意)、返信用封筒などを用意します。
提出先が「身分証明書」を求めているのか確かめます。
本籍が鎌倉市なら鎌倉市へ請求できます。
都合に合わせて受け取り方を選びます。
さいごに
「身元証明書」と案内されていて、何を用意すればいいのか分からない場合は、提出先に正式な書類名を聞くのが一番分かりやすいです。
役所で請求する「身分証明書」を求められていると分かれば、次は本籍地を確認します。本籍が鎌倉市なら、市民課などの窓口や郵送で請求できます。
書類名が曖昧なまま取りに行くと、違うものを用意してしまうこともあります。分からないときは「本籍地で取る身分証明書ですか」と提出先に聞いてみてくださいね。













