感震ブレーカーに補助があるなら使いたいところですが、2026年8月15日時点で鎌倉市公式サイトを確認した範囲では、個人住宅の購入や設置を対象にした専用の補助制度は確認できませんでした。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。制度がないなら、対象地域や申請条件を延々と追うより、その先に必要なことだけ知りたいと思います。
この記事では、鎌倉市の現在の案内を確認したうえで、感震ブレーカーの種類、設置時の注意、地震火災への備えまでに絞って見ていきます。
鎌倉市では感震ブレーカー補助を確認できない
鎌倉市の住宅助成ページには、耐震やバリアフリー、省エネ機器など複数の支援制度が掲載されています。ただ、2026年8月15日時点で確認した一覧には、個人住宅の感震ブレーカー購入・設置を対象にした専用制度は見当たりませんでした。
つまり現時点では、個人向けの専用補助制度は確認できないというのが先に知っておきたい答えです。

補助がなくても、設置するかは別に考えたいですね
鎌倉市は地震火災対策として設置を案内
一方で、鎌倉市は感震ブレーカーそのものを地震時の電気対策として紹介しています。一定以上の揺れで自動的に電気を遮断する機器と説明しており、地震火災を防ぐための備えの一つにも挙げています。補助制度を確認できないことと、設置する意味がないことは別の話です。
市の案内では、避難時にブレーカーを切ることも地震時の対策として挙げられています。不在時など、自分で操作できないタイミングの災害対策を補う方法の一つが感震ブレーカーです。
種類によって働き方が違う
感震ブレーカーには複数の種類があります。消防庁では、分電盤タイプの内蔵型と後付け型、コンセントタイプ、簡易タイプに分けて紹介しています。家全体の電気を遮断するものもあれば、特定のコンセントだけを遮断するものもあり、働き方は同じではありません。
- 分電盤タイプ
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分電盤で揺れを感知し、住宅の電気を遮断するタイプです。
- コンセントタイプ
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揺れを感知し、そのコンセントへの電力供給を遮断するタイプです。
- 簡易タイプ
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おもりやバネなどを利用してブレーカーを落とすタイプです。
感震ブレーカーは、種類によって電気を遮断する仕組みや設置方法が違います。商品を選ぶ前に、分電盤タイプ・コンセントタイプ・簡易タイプの違いを知っておくと、自宅に合うものを考えやすくなります。
分電盤タイプ
分電盤タイプは、分電盤にセンサーを内蔵するものと、既存の分電盤へ後付けするものがあります。消防庁の案内では、いずれも設置に電気工事が必要です。後付け型は漏電ブレーカーが設置されている場合に取り付けられるとされ、既存設備との確認も必要になります。
分電盤タイプは電気工事が必要なので、本体価格だけを見て決める話ではありません。自宅へ設置できるかも含め、電気工事店などへ相談することになります。
- 現在の分電盤の種類
- 後付けできる機器か
- 電気工事が必要か
- 設置を含めた費用
簡易タイプ
簡易タイプは、おもりが落下したりバネの力が作動したりすることで、既設のブレーカーを物理的に落とす仕組みです。分電盤タイプとは設置方法も働き方も違います。手軽に見えても、自宅のブレーカーへ取り付けられるかは製品ごとに確かめることになります。
コンセントタイプにも、電気工事が必要な製品と不要な製品があります。価格だけを比べるより、どこへの電力を遮断したいのかまで考える必要があるんですよね。
分電盤、コンセント、簡易タイプのどれを考えているか確かめます。
電気工事の要否や、現在の設備に取り付けられるかを確かめます。
自宅に合う方法が分かってから、製品や設置工事を検討します。
電気が切れた後
感震ブレーカーが作動すると、地震で停電していなくても家の電気が止まることがあります。夜なら照明が消え、電気で動く設備が使えなくなる場合もあります。
そのため、設置するときは「電気が切れた後に困るものがないか」も一緒に考えておきたいところです。ぼくなら、まず懐中電灯など停電時に使える明かりの場所を家族で確認します。
在宅用の医療機器など、電気が止まることで影響を受けるものがある家庭では、設置前に機器への影響も確かめておく必要があります。
地震火災は感震ブレーカー以外でも備える
鎌倉市は地震火災対策として、感震ブレーカーだけでなく、家具の転倒防止や暖房器具の周囲に可燃物を置かないこと、住宅用消火器や火災警報器の設置なども案内しています。避難時にブレーカーを落とすことも、地震直後の行動として挙げられています。
感震ブレーカーを付ければ、地震火災への備えがすべて終わるわけではありません。家の中を見直すなら、ほかの対策と組み合わせて考える形になります。
一つの商品だけで防災が完結するわけではないところは、ぼくも忘れないようにしたい部分です。できるものから少しずつ足していくほうが続けやすいと感じます。
さいごに
今、感震ブレーカーを考えているなら、補助金の条件を探し続けるより、自宅にはどのタイプが合いそうかを知るところから始めるのがよさそうです。
ぼくなら、まず自宅の分電盤を見て、分電盤タイプ・コンセントタイプ・簡易タイプのどれが取り付けられそうかを確認します。工事が必要なタイプなら、その段階で電気工事店へ相談します。
補助制度が確認できない今は、制度探しに時間をかけるより、自宅に合う感震ブレーカーを知ることが次の一歩です。家族で防災を見直すきっかけになったらうれしいです。












