「給与所得者異動届出書」という名前を見て、最初に戸惑う方は多いと思います。自分が出す書類なのか、勤務先が出す書類なのか、そもそもどういった書類なのか悩みますよね。
鎌倉市の地域情報を発信する『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。ぼく自身、手続き系の書類は名前だけで構えてしまうので、まず何のための書類かを確認するところから始めるようにしています。
この記事では、鎌倉市で給与所得者異動届出書を確認する方法を、書類の役割・提出先・よくある場面の順に整理します。
この書類で最初に知っておくこと
給与所得者異動届出書は、退職・転勤・転職などで住民税の特別徴収ができなくなったときに、事業所(会社)が市区町村へ提出する書類です。
本人が自分で書いて出す書類ではありません。ただ、転職のときに前の勤務先から「この書類を新しい勤務先に持っていってほしい」と言われるケースもあるため、自分ごととして把握しておくといいと思います。
名前の長さのせいで身構えてしまいますが、仕組みは一つです。住民税を給与から天引きして払う方法が続けられなくなるとき、その旨を届け出る書類です。
住民税の特別徴収との関係
会社員の住民税は、毎月の給与から天引きされて会社が代わりに納める仕組みになっています。これを特別徴収といいます。
退職や転勤によって給与が支払われなくなると、この仕組みが続けられなくなります。そのとき、何もしないと住民税の納付先が宙に浮くことになるので、届出書で切り替えや引き継ぎを行います。
鎌倉市での提出先と窓口
鎌倉市の場合、提出先は市民税課です。市役所本庁舎1階の16・17番窓口で受け付けています。
- 提出先
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鎌倉市役所 市民税課(本庁舎1階 16・17番窓口)
- 受付時間
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8時30分~17時00分(土曜・日曜・祝日を除く)
- 郵送・その他
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郵送での提出も可能です。詳細は鎌倉市公式サイトで確認できます。
様式は鎌倉市の公式サイトからダウンロードできます。内容が変わることもあるので、使う前に最新版を確認しておくと安心です。
退職のときに気になる手続きの流れ
退職のタイミングによって、住民税の残額の払い方が変わります。ここが一番気になるところです。
- 1月から5月に退職する場合
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原則として最後の給与から残額を一括徴収します。
- 6月から12月に退職する場合
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本人の希望により、一括徴収か普通徴収かを選べます。
届出書の提出期限は、異動事由が発生した翌月10日までとされています。退職後に慌てないよう、退職日が決まった段階で勤務先と確認しておくと流れがスムーズです。
転勤・転職のときに知っておきたいこと
転勤や転職で勤務先が変わる場合は、特別徴収をそのまま引き継げる可能性があります。
前の勤務先が異動届出書を作成し、新しい勤務先がそれをもとに市区町村へ届け出ることで継続できる仕組みです。ただし、転職先が決まるまでに期間が空く場合は、一度普通徴収に切り替わることがあります。

間が空いた場合の扱いは勤務先に確認するのが確実です
普通徴収と特別徴収の違い
二つの徴収方法の違いを簡単に整理しておきます。
- 特別徴収:会社が給与から天引きして納付
- 普通徴収:本人が納付書で直接納付
- 切替は事業所が届出書を提出して行う
退職後に普通徴収へ切り替わると、自宅に納付書が届きます。うっかり置いておくと納付期限を過ぎてしまうこともあるので、届いたらすぐ確認するクセをつけておくといいと思います。
自分で先に確認しておきたいこと
給与所得者異動届出書は事業所が出す書類ですが、本人として把握しておきたい点があります。
退職時期によって住民税の残額の払い方が変わります。
届出書の作成・提出は事業所が行います。自分の手続きが必要かを確認します。
普通徴収に切り替わると自宅に納付書が届きます。見逃さないよう確認します。
事業所側で見落としやすい点
見落としやすいのが、提出期限の起算点です。異動があった月の翌月10日までが期限なので、月をまたぐと気づかずに過ぎてしまうことがあります。
また、転職先が決まっている場合でも、空白期間が生じる場合は一度普通徴収への切替が必要になるケースがあります。個別の状況は鎌倉市の市民税課に問い合わせると確実です。
鎌倉市の公式情報の確認先
様式の最新版や記載例は、鎌倉市のホームページで確認できます。制度の内容や様式は変わることがあるので、実際に手続きに入る前に一度確認しておくのが確実です。
窓口で直接確認したい場合は、市民税課(市役所本庁舎1階 16・17番窓口)が対応しています。電話での問い合わせも可能です。
さいごに
書類の全体像が見えると、何を誰に確認すればいいかが自然と整理されてくる気がしませんか。ぼく自身、手続きの書類は名前だけで後回しにしがちです。でも「事業所が出す書類」という一点を先に知っておくだけで、自分がやること・確認することの見当がつきやすくなります。
まずは勤務先の担当者に一言確認するところから始めてみてくださいね。それだけでも、手続きの流れがずいぶんはっきりしてくると思います。












