資格取得や学び直しで教育訓練給付金を調べると、「鎌倉市へ申請するのか」と最初に迷うかもしれません。この給付金は鎌倉市独自の制度ではなく、雇用保険に関係する国の制度です。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。手続き先を間違えるとそこでつまづいてしまうので、ぼくなら講座を決める前に制度名と申請先から確かめます。
教育訓練給付金の三つの種類、対象講座の探し方、受講前の手続き、鎌倉市から利用するハローワークまで順番に見ていきます。
教育訓練給付金は雇用保険の制度
教育訓練給付金は、働く人の能力開発やキャリア形成を支えるための雇用保険の給付制度です。厚生労働大臣が指定した教育訓練を受講し、一定の要件を満たした場合に教育訓練経費の一部が支給されます。
資格取得のための講座なら何でも対象になるわけではありません。厚生労働大臣の指定講座かどうかが最初に確かめたいところです。

講座名だけで対象とは決まらないんですよね
鎌倉市役所ではなくハローワークへ
「鎌倉市教育訓練給付金」のように検索すると、市役所で申請する給付金にも見えます。ただ、教育訓練給付金の支給申請や受給要件について確認する先は、住所を管轄するハローワークです。
鎌倉市役所へ申請する制度ではないため、市の給付金窓口を探す必要はありません。鎌倉市在住の方は、ハローワーク藤沢が管轄になります。
三つの教育訓練給付
教育訓練給付金には、一般教育訓練、特定一般教育訓練、専門実践教育訓練があります。名前が似ていますが、対象となる教育訓練の内容や支給の仕組み、必要な手続きは同じではありません。
- 一般教育訓練
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雇用の安定や就職の促進につながる教育訓練を対象とする区分です。
- 特定一般教育訓練
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速やかな再就職や早期のキャリア形成につながる教育訓練を対象とする区分です。
- 専門実践教育訓練
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中長期的なキャリア形成につながる専門的な教育訓練を対象とする区分です。
自分で三つの中から好きな制度を選ぶわけではなく、受けたい講座がどの区分の指定を受けているかを見る形です。ここは最初に知っておくと分かりやすいと思います。
指定講座かどうかを申込み前に調べる
気になる資格やスクールを見つけても、その講座が教育訓練給付金の対象とは限りません。厚生労働省の教育訓練講座検索システムでは、現在指定されている講座と制度の種類を調べられます。
- 受けたい講座が指定対象か
- 三つのうちどの制度か
- 受講開始時も指定期間内か
講座を運営する学校へ聞く方法もありますが、公式の検索システムでも確かめられます。
特定一般と専門実践は受講前手続きあり
特定一般教育訓練と専門実践教育訓練では、講座を修了してから支給申請をするだけではありません。訓練前キャリアコンサルティングなど、受講開始前に必要となる手続きがあります。
受講を始める前の手続きがあることは、講座を申し込む段階で知っておきたい部分です。一般教育訓練とは手続きの流れが違います。
受けたい講座がどの教育訓練の指定を受けているか調べます。
制度の種類に応じて、受講開始前の手続きが必要か確かめます。
必要な手続きが分かってから、受講日程や申込みを進めます。
受給資格はハローワークで確認できる
受講したい講座が指定されていても、それだけで給付を受けられるとは決まりません。雇用保険の加入状況などによる受給要件があり、個人ごとの受給可否はハローワークで確認することになります。
受給資格があるか不安な場合は、支給要件照会という方法もあります。自分の勤務歴だけを見て判断するより、管轄のハローワークへ確認するほうが安心です。
資格取得を考えていると、講座の日程や費用に目が行きますよね。家族と受講時間を相談する前に、給付の対象になりそうか分かっていると話もしやすいとぼくは感じます。
支給申請は制度ごとに流れが異なる
教育訓練給付金は、三つの制度で手続きの流れがすべて同じではありません。支給申請の時期や必要書類も関係するため、別の制度の情報をそのまま自分に当てはめないようにしたいところです。
厚生労働省では、一般、特定一般、専門実践それぞれの支給申請手続きを案内しています。申請するときは、自分の講座に対応した最新の案内を見る形になります。
鎌倉市からはハローワーク藤沢が窓口
鎌倉市はハローワーク藤沢の管轄です。教育訓練給付金の受給要件や支給申請について確認したい場合は、鎌倉市役所ではなく、住所を管轄するハローワーク藤沢が確認先になります。
ハローワーク藤沢は、藤沢市朝日町にあります。藤沢駅からも徒歩で15分ほどで行けます。来所が必要な手続きか、どの書類を用意するか分からない場合は、出向く前に現在の手続き方法を確かめると安心です。
さいごに
今、受けたい講座が決まっているなら、今日できることは厚生労働省の検索システムでその講座名を調べることです。まず指定講座か、どの制度に当たるかを見てみます。
ぼくなら、そこで特定一般や専門実践と分かったら、申込みを急がず受講前の手続きを調べます。先に制度が分かっているほうが、講座の日程や費用も考えやすいと感じています。
資格取得や学び直しは、それだけでも決めることが多いものです。まず講座名を一つ検索して、給付金との関係だけ確かめるところから始めてみてくださいね。












