マイナンバーカードを返そうと思っても、自主返納なのか、死亡や国外転出に伴う手続きなのかで扱いが変わります。カードを返すことと、マイナンバーそのものがなくなることも別の話です。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。今回は「なぜカードを手放すのか」という視点で確認しました。
自主返納、死亡、国外転出、紛失を分けながら、鎌倉市で相談する窓口と、持ち物や代理手続きで気をつけたい点をたどります。
返納をする理由
「カードを使わないから返したい」という自主返納と、国外転出やカードの失効に伴う返納は同じではありません。紛失した場合も、手元のカードを返す手続きとは別です。
返納する理由によって手続きが変わるので、最初に事情を分けておくと市役所でも話が早くなります。家族のカードを扱うときも、ここははっきりしておきたいところです。
- 自主返納
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本人の意思でマイナンバーカードを手放す場合です。
- 死亡
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死亡によりカードや電子証明書が使えなくなる場面です。
- 国外転出
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継続利用するかどうかでカードの扱いが分かれます。
- 紛失
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返納ではなく、一時停止や紛失届が先になる手続きです。
自主返納でも番号自体はなくならない
マイナンバーカードは自主的に返納できます。ただ、カードを返しても、個人に付けられたマイナンバーそのものが消えるわけではありません。
デジタル庁も、カードの保有と各種情報の紐付けは別だと案内しています。返納を考える理由が情報連携への不安なら、返すことで何が変わるのかは知っておきたいですね。
死亡後のカードは返納だけで考えない
家族が亡くなった場合、マイナンバーカードをすぐ市役所へ返す必要があるとは限りません。死亡によりカードや電子証明書は使えなくなりますが、まずは手元に保管しておくとよいでしょう。
死亡後の税や相続などで、亡くなった方のマイナンバーを確認する場面もあります。必要な手続きが終わる前にカードを処分せず、返納したい場合は鎌倉市市民課へ扱いを確認するのが分かりやすいです。
国外転出は継続利用できるようになった
2024年5月27日から、日本国籍の方は国外転出前に手続きをすると、海外でもマイナンバーカードと電子証明書を継続して利用できるようになりました。
つまり、海外へ引っ越すから必ず返納する、という扱いではありません。鎌倉市では国外転出日より前に継続利用の手続きをする案内が出ています。

海外転出なら、返す前に継続利用できるか見ておきたいです
市民課への相談
鎌倉市のマイナンバーカードに関する窓口は、市役所本庁舎1階の市民課です。返納する理由によって手続きが異なるため、窓口では「誰のカードを、どんな理由で返したいのか」を伝えると話が進みやすくなります。
自主返納、死亡後のカード、国外転出では扱いが同じではありません。カードと本人確認書類など、手元にあるものを持って窓口で案内を受ける形でよいでしょう。
- 返納する本人は誰か
- 返納を考えている理由
- 本人が窓口へ行けるか
- カードが手元にあるか
持ち物は返納する事情によって変わる
返納するときは、対象となるマイナンバーカードを用意します。国外転出や代理人による手続きでは、返納するカード以外にも書類が必要になる場合があります。
- 返納するマイナンバーカード
- 本人確認書類
- 代理人なら委任状など
- 国外転出なら転出届に必要なもの
国外継続利用を代理人が手続きする場合は、本人が作成する照会回答書も必要です。自主返納とは手続きが異なるため、代理人が行く場合は対象となる手続きの必要書類を確認しておくと安心です。
返納後はカードの機能が使えなくなる
カードを返納すると、本人確認書類としての利用や、カードに搭載された電子証明書を使うサービスは利用できなくなります。コンビニ交付などもカードを利用するサービスです。
健康保険証利用も気になるところです。鎌倉市国民健康保険では、カードを返納した方は資格確認書の交付対象と案内されています。ほかの健康保険では加入先の案内も確認が必要です。
紛失した場合は返納より一時停止が先
カードが見つからないときは、手元にあるカードを返す自主返納とは別です。マイナンバーカードを紛失した場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178、音声ガイダンス2番)へ連絡すると、24時間365日カードの一時利用停止を受け付けています。
その後、警察への遺失物届と、市役所市民課または支所での紛失届につながります。「使わない」と「なくした」は似て見えても、最初にすることが違うんですよね。
自主返納、死亡、国外転出、紛失のどれに近いかを見ます。
本人か代理人かも伝え、必要な持ち物を確かめます。
返納だけでなく、継続利用や紛失届も含めて進めます。
さいごに
返納を決めたら、次に考えたいのは返したあとに必要になる手続きです。マイナ保険証や各種証明書の取得など、カードを使っていた場面があれば代わりの方法を確認しておくと安心です。
ぼくなら、返納そのものより「返した翌日に困らないか」を先に考えます。カードを手放すことだけで終わらず、その後の生活までつなげて考えると安心です。
返納する意思が固まっているなら、窓口へ行く前に代わりの本人確認書類や保険資格の確認方法を一度見ておくと動きやすいです。返したあとに慌てない準備から始めてみてくださいね。












