雨水タンクの補助金はある?

雨水タンクを買う前に、鎌倉市で補助金が使えるのか気になって検索したという方も多いのではないでしょうか。雨水タンクがあれば水やりにも使え、いざというときにも使えるので、一つあると便利ですね。

地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。制度が分かりづらいと、つい後回しにしたくなりますよね。

この記事では、鎌倉市で今確認できる雨水関連の制度と、購入前に見ておきたい条件を整理していきます。

目次

雨水タンク購入で確認したい制度

雨水タンクを置きたいと思ったとき、まず気になるのは補助金があるかどうかです。

雨水を貯める設置方法には、大きく分けて二つの形があります。市販タンクを置く方法と、浄化槽を転用する方法です。

どちらに当たるかで、鎌倉市で今も使える補助かどうかが変わってきます。

浄化槽を転用する場合の補助制度

鎌倉市に今も残っているのが、浄化槽雨水貯留施設の設置に係る補助金です。

公共下水道への接続工事で不要になった浄化槽を、雨水を貯める槽として転用する場合に対象になります。上限は4万円です。

市販タンクを設置する場合

導入しやすいのは、屋根の雨どいに接続する市販の雨水タンクを対象にした補助制度です。

鎌倉市には、この市販タンクを対象にした雨水貯留槽購入費補助金という制度がありました。屋根に降る雨水を貯めて、庭の散水などに使うための設置費を補助する仕組みです。

ただ、現在この一般向け補助は鎌倉市の公式ページで確認できません。外部の資料では平成28年をもって廃止済みとされ、市販タンクを買う前提の方は先に確認しておく必要があります。

この二つ、混ざりやすいので注意です

雨水タンクと浄化槽転用の違い

よく迷うのが、市販の雨水タンクと浄化槽転用の補助を同じものとして考えてしまうことです。

市販タンクは屋根の雨どいから水を取り込む製品で、浄化槽転用は下水道工事に付随する設備の話です。対象になる経費も申請先も別なんですよね。

雨水タンク

屋根の雨どいに接続して、雨水を貯める市販の製品です。

浄化槽転用

不要になった浄化槽を、雨水を貯める設備に作り替える工事です。

対象になる住宅

対象になる住宅は、制度ごとに条件が異なります。

浄化槽転用の補助を受けられるのは、公共下水道への接続工事を行う住宅です。すでに下水道につながっている家は、この時点で対象外になります。

ここで注意したいのが、事業者向けの制度を個人の住宅にも当てはまると思い込んでしまうことです。環境共生施設整備費補助金は製造業などの事業者が対象で、個人の住宅とは条件がまったく別枠になっています。

本体代と工事費

本体代と工事費の扱いは、補助制度の中でも見落としやすい部分です。

近隣自治体の一般向け補助では、送料や設置費が対象外というケースが多く見られます。設置費は自己負担になる仕組みです。

鎌倉市の浄化槽転用補助についても、対象経費の範囲は事前に窓口で確認しておくと安心です。

申請はいつするのか

実際に見てみると、雨水関連の補助は購入前申請が基本になっている自治体が多いです。

事後申請では対象外になる制度も少なくありません。工事契約や購入を先に進めてしまうと、取り返しがつかなくなることもあります。

借家や集合住宅で気になる点

借家に住んでいる場合、雨水タンクの設置や浄化槽の転用には所有者の了承が欠かせません。

集合住宅では、個人の判断だけで設置できないことが多く、管理組合や管理者への確認が先になります。

事業者向け制度との違いとは

鎌倉市には、製造業や情報通信業などの事業者を対象にした環境共生施設整備費補助金という制度もあります。

これは貯水量600リットルを超える雨水活用施設が対象で、個人の住宅向けではありません。補助率30パーセント以内、上限100万円という枠組みです。

よくある失敗

よくある失敗として、ほかの自治体の情報をそのまま鎌倉市に当てはめてしまうケースがあります。

近隣市の制度をもとに購入を決めてしまうと、鎌倉市では対象外だったという事態になりかねません。

申請条件や受付状況は変わることがあるため、鎌倉市の公式情報で確認する前提で進めてください。

  • 浄化槽転用の補助は下水道経営課が窓口
  • 市販タンクへの一般向け補助は現在確認できない
  • 事業者向け補助は産業課が窓口
  • 申請条件は必ず公式情報で確認する
STEP
目的が節水か下水道工事かを確認する

市販タンクの購入か、浄化槽転用かで進む先が変わります。

STEP
該当する窓口へ購入前に相談する

下水道経営課や産業課など、内容に合う窓口へ確認します。

STEP
対象条件を確認してから購入を決める

条件が合うと分かった段階で、購入や工事に進みます。

さいごに

市販の雨水タンクは今のところ対象外ですが、浄化槽の転用であれば鎌倉市の補助が使える可能性があります。

後から設置するタイプの雨水タンクは対象外でしたが、浄化槽が利用できる住宅では現在下水につながっているかどうかを確認してみてくださいね。

小さな確認から始めれば、迷う時間も減っていくはずです。焦らず、まずは一歩を進めてみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「鎌倉ごこち」みつひろ

鎌倉市在勤のみつひろです。地域情報メディア『鎌倉ごこち』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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