「鎌倉市に出産祝い金はあるのかな」と調べると、似た名前の給付がいくつも出てきます。健康保険から出るお金と、市の子育て支援は別の制度なので、名前だけでは分かりにくいところです。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』のライター、みつひろです。手続きが重なる時期ほど、ぼくは制度名より「いつ申請するお金か」から分けて読むようにしています。
鎌倉市で出産前後に関係する給付を、妊娠中、出産時、出生後の順に分けます。出産育児一時金や児童手当との違いも説明します。
出産祝い金という名前だけで探さない
2026年9月時点で鎌倉市の「手当・助成」ページを見ると、「出産祝い金」という名称ではなく、「妊婦のための支援給付」や「出産育児一時金」などが案内されています。検索語と制度名が一致しないことがあります。
出産前後のお金は制度名より時期で分けると、古い制度名や別の給付と取り違えにくくなります。最初にここを分けておくと分かりやすいです。
- 妊婦のための支援給付
-
鎌倉市が案内する妊娠中と出産後の給付です。
- 出産育児一時金
-
加入している公的医療保険から支給される制度です。
- 児童手当
-
出生後に申請する子育て世帯向けの手当です。
妊娠中は妊婦支援給付の一回目がある
鎌倉市では「妊婦のための支援給付事業」を実施しています。2026年9月時点の案内では、1回目は妊娠届を提出した妊婦が対象です。妊娠届出時の面談などで申請方法が案内されるため、妊娠中に関係する給付になります。
現行案内の支給額は5万円です。対象は医師により胎児の心拍が確認された日で、医療機関等で妊娠が確定した日から2年以内です。申請方法は妊娠届出時の面談等で案内があります。

妊娠中から対象になる給付もあるんですね
出産後は妊婦支援給付の二回目がある
同じ制度には2回目の給付もあります。2026年9月時点では、出産した産婦が対象となり、出生後の面談などで申請方法が案内されます。1回目とは対象となる時期が違うため、受け取った後に同じ給付だと思って終わらせないところです。
現行案内では、2回目は5万円に胎児の数を乗じた額です。転入や妊娠の状況によって扱いが異なる場合があるため、個別の受給可否は市の案内で確かめます。
出産育児一時金は健康保険から支給される
出産育児一時金は、鎌倉市独自の祝い金ではありません。公的医療保険の加入者が出産したときに、加入している保険者から支給される制度です。鎌倉市国民健康保険の方は市が窓口ですが、会社の健康保険なら加入先が窓口になります。
厚生労働省の現行案内では原則50万円ですが、申請方法や必要書類は加入先によって異なります。会社の健康保険なら加入先を確認するのが先です。
出生後は児童手当の申請時期にも注意
出生後に関係するお金として、児童手当もあります。これは出産そのものへの給付ではなく、子どもを養育している方への手当です。鎌倉市では出生により受給資格が生じた場合に申請が必要で、出生届とは別の手続きになります。
市の現行案内では、出生日の翌日から15日以内の申請が重要です。里帰り出産でも、児童手当は申請者の住民登録がある市区町村で手続きをします。
- 妊娠中は妊婦支援給付の1回目
- 出産後は妊婦支援給付の2回目
- 出生後は児童手当の申請も確認
出生届と給付の手続きは別に考える
出生届を出せば、出産後の給付がすべて自動で始まるわけではありません。鎌倉市の案内でも、出生届とは別の申請として児童手当などが示されています。出生届は市民課、給付はそれぞれの担当へ進むため、一つの窓口で完結はしません。出生届を出した日に手続き出来るように何を手続きするのか確認しておきましょう。
妊婦支援給付の1回目の案内を受けます。
2回目の給付と健康保険の制度を見ます。
児童手当など出生後の手続きを確認します。
さいごに
出産に関係するお金は、「出産祝い金」という一つの制度があるわけではありません。鎌倉市では、妊娠中の給付、出産時の出産育児一時金、出生後の児童手当など、それぞれ別の制度として用意されています。
名前が似ている制度もありますが、申請する時期や窓口は同じではありません。ぼくも今回調べてみて、ひとまとめに考えるより、妊娠中・出産時・出生後で分けたほうが分かりやすいと感じました。
これから手続きをする方は、今の時期に当てはまる制度から順に確認しておくと安心です。申請期限があるものもあるので、出産前後の予定に合わせて見ておいてくださいね。













