免許証の返納は、手続きそのものよりも返納後の暮らしが気になって後回しになりやすいことがあります。窓口と返納後の移動手段をあわせて確認しておくとどうしようかという悩みが軽くなります。
地域情報メディア『鎌倉ごこち』ライターのみつひろです。ぼく自身、手続き系は取り掛かる前に流れが見えないと後回しにしてしまうタイプなので、最初に全体像をざっくり把握するところから始めています。
この記事では、鎌倉市で免許証の返納を考えるときに確認したいことを、窓口・必要書類・返納後の流れの順でまとめます。
返納を考え始めたときに気になること
まず押さえておきたいのは、免許証の自主返納は「運転をやめる意思がある人が、有効期限内に申請できる制度」だということです。期限が切れたあとでは通常の返納手続きはできません。
気になるのが、返納後の本人確認書類をどうするかという点です。返納と同時に「運転経歴証明書」を申請できるため、マイナンバーカードを持っていない場合でも身分証として使える書類が手元に残せます。
鎌倉市で返納手続きをする窓口はここ
鎌倉市内では、鎌倉警察署または大船警察署の免許窓口で手続きができます。運転免許センターでも対応していますが、市内在住であれば最寄りの警察署が行きやすいと思います。
- 鎌倉警察署
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交通課 TEL:0467-23-0110
- 大船警察署
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交通課 TEL:0467-46-0110
- 受付時間(警察署共通)
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月曜~金曜、午前9時~12時、午後1時~4時(土日祝・年末年始を除く)
受付は平日のみです。土日しか動けない方は、事前に最寄り署へ確認しておくといいでしょう。
返納手続きの流れを順番に見ておく
基本的な流れは次の通りです。予約は不要ですが、受付時間内に行く必要があります。
窓口に申請書があります。その場で記入できます。
運転免許証(マイナ免許証を持つ方は両方)を窓口へ提出します。
希望する場合は返納と同日に申請できます。手数料が別途かかります。
警察署申請の場合は即日交付されません。約1か月後に手続した署で受け取ります。
ぼくが気になったのは「証明書が当日もらえない」という点です。返納後すぐに身分証が必要な場面がある場合は、マイナンバーカードの準備などを先にしておくと安心です。
当日に持っていく書類と手数料
返納だけなら運転免許証を持参するだけで手続きできます。運転経歴証明書も同時に申請する場合は、写真と手数料が必要です。
- 運転免許証(マイナ免許証がある方は両方)
- 写真1枚(タテ3.0cm×ヨコ2.4cm)
- 手数料1,150円(原則キャッシュレス決済)
手数料の支払いが原則キャッシュレスとなっています。納付書を貰って金融機関などで振り込み後、納付書を持って手続きを行う必要があります。運転免許センターで申請する場合は現金が利用できます。(令和8年5月時点)また、運転免許センターでの申請の場合写真の持参は不要です。
運転経歴証明書は何に使えるか
運転経歴証明書は、銀行や郵便局などで本人確認書類として使える書類です。免許証と同じサイズで、顔写真付きの身分証として機能します。
返納後5年以内であれば、後日単独で申請することもできます。返納当日に決めなくても間に合いますが、手続きの手間を考えると同日に申請しておくほうが便利かなと思います。
本人が窓口に行けないときの対応
原則は本人申請ですが、「本人が窓口に行くことが困難な状態」であれば家族等による代理申請を受け付けています。ただし、即日交付・即日記録できない場合があります。
代理申請には委任状と代理人の身分証明書が必要です。委任状は本人が記入するため、事前に用紙を取り寄せておく必要があります。手続き前に窓口へ確認しておくと、当日に書類が足りないという事態を避けられます。
鎌倉市の返納後支援を確認しておく
鎌倉市では、65歳以上で免許を返納または失効した方を対象に、バスやタクシーで使える割引助成券(年間2,000円分)を交付しています。返納後に外出の機会が減ることへの支援として設けられています。
- 対象
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満65歳以上で返納または失効した鎌倉市民
- 助成内容
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500円券4枚(計2,000円分)、申請年度と翌年度の2年間有効
- 申請期限
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返納・失効から6か月後の月末営業日まで
- 申請先
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鎌倉市役所 高齢者いきいき課(本庁舎1階8番窓口)
申請書は返納時に警察署で受け取れます。6か月という申請期限があるため、返納後に時間が経ってから気づくと間に合わなくなります。返納の日に一枚もらっておくと安心です。

申請書は警察署で受け取れます。忘れず一枚もらっておきましょう
家族が情報収集するときに確認しておきたいこと
家族の立場で情報を調べる場合、返納をすすめる役割になりやすいものです。ただ、返納は本人の意思が前提の手続きです。
流れを整理しておくのは大事ですが、本人が「自分で動ける」と感じられる形で情報を共有するほうが、実際に話が進みやすいと感じています。帰宅時の交通手段の確保や心配な場合は一緒に窓口へ行くのもいいでしょう。
よくある失敗と注意しておきたい点
見落としやすいのが、免許証の有効期限が切れてからでは通常の自主返納手続きができないという点です。「まだ使えるけど返納を考えている」という段階が、一番動きやすいタイミングです。
もう一つ注意しておきたいのは、返納後に運転経歴証明書を取得しても免許の再取得はできないという点です。将来的に運転を再開する可能性が少しでもある場合は、返納前によく確認しておくことをおすすめします。
公式情報の確認先をまとめておく
手数料や受付時間は変更になることがあります。必ず訪問前に下記で最新情報を確認してください。
- 神奈川県警察ホームページ(手続き・必要書類)
- 鎌倉市公式サイト(助成券・支援制度)
- 鎌倉警察署・大船警察署(窓口確認)
「鎌倉市 免許返納」または「神奈川県警 運転経歴証明書」で検索すると公式ページにすぐ辿り着けます。制度は年度ごとに見直されることがあるため、時間が経ってから動く場合は改めて確認するのが確実です。
さいごに
「いつかやろう」と思っているうちに免許の有効期限が来てしまうと、自主返納という選択肢がなくなります。今日だけでも、手元の免許証に書かれている有効期限を一度確認してみてください。それだけで、どのくらい余裕があるかが見えてきます。
返納後の助成券の申請期限も6か月です。警察署に行ったその日に申請書をもらっておくと、後からもう一度足を運ばずに済みます。この記事が、その一歩を少しだけ楽にする手がかりになったらうれしいです。












